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ネコの病気や治療の話
避妊手術後の発情について

避妊手術をしたのに、手術後にまた発情!
レアなケースだと言いますが 実際 我が家のミャウは手術後に
発情してしまい、通常の発情と変わらない日々が続きました。

完全室内飼いなので、発情のストレスを緩和してやりたいと言う気持ちで
健康な体にメスを入れるのはイヤだと思いつつも、避妊手術を受けたのに
・・・と思うと 手術後の発情はとてもショックな出来事でした。

まれに発生するケースだと言うことなので、情報も少ないと思いますから
ここで我が家のミャウが体験した再発情&その対処法をご紹介します。
 

ここに記載することは 私自身が実際に体験し、その中で獣医さんに聞いたり
調べたりということを元に主観を含め書いています。 
専門家ではないので全ての原因や対処法を記載しているものではありません。
獣医さんによっては 他の考え方、対処法を提示される場合もあると思います。
このようなケースに遭遇して どう考えればいいのか どんな方法があるのか
少しでも知っておきたいと悩んでいる飼い主さんのために少しでも参考に
なればという思いで記載しておりますので 実際の治療法、対処法は
獣医さんときちんとご相談の上、飼い主さんがネコちゃんの代わりに考えて
良い選択をしてあげてくださいね。

【 再発情について 】 〜ミャウのケース〜

ミャウの場合は、まず前提として 避妊手術前に 3回の発情を体験
しています。 ミャウが避妊手術を受けたのは 1歳3ヶ月の時
でした。 

そして手術後 半年くらい経過した頃に、発情がやってきました。
最初は 「まさか?!」と思い、手術したんだし 発情するわけがないと
思っていたのですが、ゴロゴロくねくねと体をくねらせ、大きな声で鳴き
尻尾に近いお尻の辺りを触ると お尻を高く上げて 後ろ足をふみふみ・・・
確実に 発情のときの行動でした。

発情再発当初、以前との違いと言えば 発情のタイミングが長くなって、
期間は短いということくらいでした。
(手術前は 2カ月おきくらいに1回で期間は1週間〜10日。 
 手術後は3〜4ヶ月に1回で期間は3日程度)

もちろん最初の発情が起こったときに、獣医さんに相談しましたが 
手術後に発情するケースは珍しく、一番に考えるべきは 卵巣と
子宮の取り残しによる細胞の再生
ですが 私の場合、手術を横で
見ていましたし、取り残しは無いのでは?と思えました。
その他のケースとして原因不明で起こることもあって、どのケースに
該当するかということは検査だけではわかりづらく、細胞が再生して
いるかどうかということについても だいたいの予測はつけられても
実際に開腹手術を再度やらないと確実なことは
わからないし、
たとえ開腹手術をしたとしても原因がつかめないケースもある
という説明を受けました。 
また、一度発情したとしても しばらくすると 落ち着いて発情しなくなる
ケースもあると聞いたので とりあえず その場では しばらく様子を
見てみようとことに落ち着き、その間に先生が他に考えられる治療法を
調べておくということに。

しかしミャウの場合、発情を繰り返し おさまるどころか だんだん発情が
おこるタイミングも短くなり、発情期間も長くなり、結局 2カ月おきに
1回あたり10日間続けて発情するようになってしましました。
これはやっぱり何か対処しないとまずいでしょ・・・と。(^。^;)

その時 先生から提案された対処法をご紹介します。
先生がおっしゃるには「猫が避妊手術後に発情するケースは珍しいので
症例も少なく、これといった対処法が確立していないのが現状です。
正直なところ 可能性のあることを試してみるしかないというところが
あります。ですから これは可能性の提示であって、確実な原因解明に
なるものでもないですし、確実に効き目が期待できるとは言えませんから、
その上で判断してください」ということでした。
 

考えられる可能性 対処法
手術の際に卵巣・子宮のどちらかの
取り残しによる細胞の再生
再手術により 取り残した細胞を摘出
発情を経験した後に手術したネコの場合
脳内に発情の記憶が残り それが元と
なって卵巣、子宮がなくても発情する。
脳内から指令が出る部分にインプラント
手術により チップのようなものを埋め
込んで、脳内からの信号を止める
原因不明 発情抑制剤を注射する
精神安定剤を飲ませてみる

上記の提案をされた上で、それぞれの説明を受けました。
【 再手術について 】
「取り残しかどうかというのは黄体ホルモン検査などである程度わかっても
 実際のところ 検査だけでは確実性が無く、結局再度手術でお腹を
 開いてみないとわからない部分があります。ですから 開腹してみて
 原因がわかって取り除ける場合はいいのですが、何も原因がみつからない
 場合は何も出来ずお腹を開けて閉じるだけ・・・
という意味の無い手術になる
 場合もあります」

【 インプラント手術について 】
「脳内から発情の信号が出る部分にチップを埋め込むインプラント手術は
 開腹手術よりネコちゃんにとって負担の少ない手術だとは思いますが、
 確実にこれで発情が止まるということをお約束できるものではありません」

【 発情抑制剤について 】
「発情抑制剤というものがあって これを注射すると 発情が抑えられる
 というものです。100%効き目があると言えませんが、たいていの
 猫ちゃんは これを注射するとおさまります。おさまる期間については
 個体差がある
ので 1度の注射で大丈夫な子と 1回の発情の間に
 何度か注射が必要な子もいますから、病院までその都度来ていただか
 ないといけません

【 精神安定剤について 】
「効き目があるかどうかわかりませんが、発情の記憶をもったネコちゃんの
 場合、興奮状態になるとかストレスを感じたりしたときとか その興奮が
 発情につながるケースがあるということも一部で言われている
ので
 この興奮状態を落ち着かせるとために 精神安定剤をのませることで
 発情を抑えられるケースがあるようです。やってみないとわかりませんが
 これは薬を飲ませるだけなので、ネコちゃんにとっては一番負担が少ない
 方法で 様子を見ながら飼い主さんが薬の量を家で調節できます

ということでした。
ちなみにインプラント手術や発情抑制剤は 通常よく使われる例としては
「子猫が欲しいけど、今は生ませたくない(生ませられない)」というような
飼い主さんに対しての対応として行われるようです。

この説明を受けて 飼い主さんの判断で決めてくださいと言われましたので
私は 不確かなことでミャウに負担を強いる気がしなかったので、とにかく
一番ミャウにとって楽な方からトライしてみようと考え、精神安定剤の
処方をお願いしました。
 

実際にためしてみた「精神安定剤」の効き目と経緯
(与えた薬の名前は セルシンです)

 ★与え方  ⇒ 発情したら 精神安定剤の錠剤を飲ませる
 ★注意事項 ⇒ 薬の感覚は最低4時間以上あける
 ★薬を与えた後は きちんと見守る 
 参考までに 当時ミャウの体重3.2kgでした。


さて暗くなって夜が近づくと案の定 発情が開始。
ぎゃおーーんと轟く鳴き声(;。;)

 精神安定剤の最低量として処方された錠剤の半分をミャウに
 飲ませたところ・・・5分くらいすると 大声で鳴くのをやめ、静かに。
 しばらく様子を観察していると、歩き方が変でヨロヨロ。
 後ろ足がうまく動いていないような感じでよろけて まっすぐ
 歩けない状態に! 
 え?!何??どういうこと?? とあわてて 病院に電話。 


 「先生、安定剤を飲ませた後 なんかミャウの様子が変で・・・」

 『あ、もしかして よろよろしてる? 千鳥足って言うか?』

 「そう、そうなんです・・・腰が抜けたようで、思うように歩けない
  みたいで・・・ あ! 今 転びました」

 『じゃあ、安定剤が効いたのね。 泣き叫ぶのは止めた?』

 「はい。静かになりました。でも、こんな状態で大丈夫なんですか?」

 『安定剤を飲むと そうなる子がいるのよ。心配はないから。
  最低量で処方したけど、ミャウちゃんの場合、効き方がいいのね。
  今度 更に半分で試してみましょうか。 やってみないと
  こればかりは なんとも言えないのよね』

 「はい、わかりました。 じゃあ、様子を見て また連絡しますね」


 その後、ヨロヨロしているミャウをそのままにしていると
 なんだか危ない気がして、ひざの上にのせてなでていると
 眠り始めたので、しばし静かな時間が流れ・・・ 

 そして薬を飲ませてから2時間後・・・

ぎゃお〜ん!!!

 え・・・まだ2時間しかたってないんだけど(^^;)
 薬は最低4時間あけないといけないし・・・と思っているうちに
 ふとミャウが鳴くのを止めて静かに。 またギャオーー・・・
 また静かに・・・を ちょっと繰り返していたのですが、いつもの
 発情よりは大人しい感じだったので、そのまま寝てみることに。

 夜中時々 思い出したようにギャオーーと大きい声で鳴いたけれど
 なんとかやり過ごしていた限界が夜明け前にやってきて・・・
 今度は本格的に ぎゃおーーーーん!と連続わめきが始まったので
 その時点で 最初の薬を飲ませてから、6時間ほど経過していた
 ため、急いで薬を再度飲ませて・・・(でも 今回は1/4錠に
 減らして与えましたが) 体をなでたりしている間は 気がまぎれる
 ようで 発情中であっても泣き止んでいたので、このときも 
 1/4の量でも効くといいなぁと思いながら ミャウをなでていると
 10分もすると落ち着いてきたようで再びなんとか眠りにつけました。


 その後 発情がおきると薬を1/4錠飲ませる・・・薬の効き目が
 きれて また発情しはじめたら、4時間あけていれば また薬を
 飲ませるということを続けて3日後・・・ 発情がおさまりました。


【 その後 】

ミャウの場合、精神安定剤が効果を発揮して、なんとか泣き喚いて大変な
発情の毎日から 薬を飲ませればなんとかなるということがわかったので
とりあえず 発情したときには 精神安定剤を与えるという形で続けることに
して さらに様子を見ることにしました。

その後 結局 2ヶ月後、3〜4ヵ月後という感じでさらに2度発情がやって
きました。 同じように 精神安定剤を飲ませることで対処してみたところ、
その後 まったく発情しなくなり、精神安定剤を必要としなくなりました。

精神安定剤を飲ませ初めて まったく発情しなくなるまでの期間は約半年
もちろん この間、精神安定剤を毎日飲ませ続けていたわけではなく、
発情した時のみ与えていただけですから、そんなに薬の量も大変な量には
ならず、治療費の負担も一番軽くて済んだと思います。
そしてミャウへの負担も ほとんどなかったのではないかと思いますので
結果的に 精神安定剤から試してよかった・・・と思いました。

その後は 発情に脅かされることもなく、ミャウもストレスから解放されたようで
よかったなぁと思っています。 飼い主としても あの喚き声から解放されて
夜ちゃんと眠れるようになって助かりました。
 


もし あなたの猫ちゃんも手術後に発情してしまったのなら。。。
獣医さんとご相談の上、上記のようなことを検討したことがなかったら
先生に相談して、試せるようならやってみてください。

ミャウと同じやり方で確実に治るとは言えませんが、精神安定剤は
一番負担の少ないやり方で 副作用もないということなので、
もしも 原因がはっきりしないということで 再手術をしようか
どうか迷っている方がいらっしゃったら是非一度 ご検討下さい。

なお、このページをご覧になった方で 猫ちゃんが再発情したという
ご連絡をいただき、その経過、結果などを伺ったケースについて
別ページにて ご紹介しますので あわせてご参照下さい。

 

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