〜 大変!大変! ハトさん編 〜
ミャウが大変な状況のハトさんと 【未知との遭遇】をしたのは
2004年の真夏の暑い日・・・まだマンションに住んでいた頃にゃん。
ミャウが3歳くらいのときだったにゃ〜。何が大変な状況だったかって言うと・・・
きゃーー!! 死んじゃうにゃ〜
っていうくらいの緊急事態のハトの雛を発見したのにゃ。
ミャウは雛を発見して お姉さんを呼びに行くんだけど、お姉さんが
お料理中で なかなか来てくれなかったの。 でもミャウは必死の
訴えで「お姉さん、ベランダに来るにゃん!!急ぐにゃ〜!!」って
犬がやるみたいに お姉さんのスカートのすそを引っ張ってみた。
「なぁに?ミャウ・・・今 料理しているんだけど。
ベランダの物置の下にハトが巣を作っちゃったのは知ってるって・・・
なにをそんなにうるさく鳴いてるの? わかったわかった行けば
いいんでしょ・・・ まったくもう。」 なんて言いつつもベランダに向かって歩きだしたけど、ちらっとベランダを
見て 「何もないじゃない」 って戻ろうとするお姉さん。
あれにゃ!! 気づいてにゃ〜
お姉さんのそばで思いっきり鳴いてウロウロ。するとお姉さんやっと気づく。
「いやぁ〜! あれ、何? どうなってんの? 死んでるの?」 |
ベランダの片隅、コンクリートの上に おなかを上にして倒れる雛が・・・
お姉さん、恐る恐る近づいてみて、ミャウも心配で近づいてみたにゃ。
「息してるね。一応まだ生きてる・・・。 きっと暑くて巣から這い出して
みたけど ここもさらに暑くて戻れなくなっちゃったんだね。」
お姉さん! 早く助けるのにゃ!!
「ミャウ、わかったわかった!ちょっと待ってよ。
そういえば親ハトはどうしてるの?」
物置の下を覗き込むお姉さん・・・
「いるじゃない! ヒナが一羽いないのに気づかないのかな?」
お姉さん! そんなことより早く助けるのにゃ!!
「ちょっと待って!ミャウ。人間が手で持ってにおいがついて
親ハトが育てなくなったら困るでしょ。何か探してくる!」
お姉さんが部屋に戻ってコピー用紙を持ってくると それを使って
そっとハトの雛を紙の上に乗せたにゃ。そしてハトの巣にその紙を
近づけると 親ハトさんが ものすごく警戒して怒ってたにゃ。
それでも なんとか巣に雛を戻すことに成功・・・助かるといいにゃ〜
「ミャウ、明日になったらまた見てみようね。ちゃんと親ハトが
育てて無事に生き延びられたらいいね。それにしてもミャウ、
よく雛を襲わずに、猫パンチもしないで、雛の緊急事態を
知らせるなんて偉かったね。 ミャウいい子、いい子。」
ミャウは お姉さんに頭をなでなでしてもらったにゃん。えへへ(^ワ^)
翌日 お姉さんが物置の下をのぞくと、ちゃんと親ハトが2羽の雛を
育てているのが見えたって。生きているかどうか不安だったけど・・・。
ハトの雛って黄色いんだねぇ〜
その後、ミャウが助けた雛がちゃんと元気に育ったかどうか・・・
この下にある写真でわかってもらえるかにゃ?
あの後、ちゃんと雛は2羽大きくなって ミャウも毎日心配して
ベランダの物置のところをのぞいていたんだけど、そのうち
雛が大きくなって巣から出てベランダを歩き回るようになったのにゃ。
雛は ミャウが助けたのを覚えているのか、全然ミャウを怖がらすに
そばに近寄ってくるのにゃ。ミャウは添い寝したりして仲良ししてたの!
え?信じられないって?? ハトとだって仲良くできるにゃ♪
本当の話だもん!
うそだと思うなら 大きくなったハトの雛たちと一緒の写真を見てよね!
ほら、ミャウが近寄ってキスしても逃げないでしょ!
ミャウが助けた雛、こんなに立派になったのにゃ〜♪
でも、親ハトさんには ミャウのフレンドリーさはわかってもらえないみたいで
雛を助けたのに えさをもって帰ってくるとミャウのことをすごく威嚇するの。(;。;)
だから 親ハトさんがお出かけしているときだけ、雛の2羽と仲良くしてたんだ。
でも、とうとう旅立ちのとき・・・
雛たちも飛べるようになってきて、ある日とうとう巣立ってしまったの。
ミャウは飛んでいくハトさんを見ながらずっと目で追いかけていたけど
飛んで行ったあと・・・残念ながら 再会はしてないのにゃ〜
まだミャウのこと 覚えているかにゃ?
ひと夏の思い出だったけど、ハトさんとも仲良しになれるって
ことがわかってよかったにゃ〜って思ってるんだぁ!(^ワ^)
続けて ハムスターとの未知との遭遇も見る!
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